医療・介護の現場から学ぶ──医療労務コンサルタント研修を受講して感じること

医療・介護の現場から学ぶ──医療労務コンサルタント研修を受講して感じること

最近、行政書士として医療・介護の案件に関わることが増えてきました。特定技能(介護)の受入れ支援や、医療法人の手続きなど、現場に足を運ぶたびに「これは労務の視点も深く理解しておく必要があるな」と感じる場面が多くなってきました。

そんな流れもあって、このたび「医療労務コンサルタント研修」を受講しています。


医療・介護の現場は“複雑なのに見えにくい”

医療・介護の現場は、業務が多岐にわたり、労務リスクが表面化しにくい特徴があります。研修では、次のような「現場のリアル」が整理されています。

  • 夜勤負担の蓄積
  • 勤務間インターバルの不足
  • チーム医療における役割の曖昧さ
  • 36協定が形式だけになっているケース
  • 外国人スタッフ受入れに伴う特有の課題

どれも、特定技能(介護)や医療法人手続きに関わる中で感じていた「違和感」とつながる内容で、実務に直結する学びばかりです。


行政手続きだけでは守りきれない領域がある

行政書士として書類を整えることは、もちろん重要です。しかし、それだけでは医療機関や介護事業所が抱える本質的なリスクには届きません。

「手続きの裏側にある『働き方』まで理解してこそ、安心につながる支援ができる。」

今回の研修で、その思いがより強くなっています。社労士として医療現場の働き方を理解し、リスクを軽減する視点を持つことは、行政手続きの質を高めるうえでも欠かせないと感じています。


“橋渡し役”として、できることを広げていく

医療も介護も、地域の人々の生活を支える大切な分野です。だからこそ、

  • 法令と現場、
  • 手続きと働き方、
  • 行政書士と社労士、

このあいだをつなぐ「橋渡し役」が必要だと感じています。

白衣は着ませんが、医療現場の「見えないリスク」には敏感でありたい。これからも学びを続けながら、現場に寄り添った支援を行っていきたいと思います。